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木の枝が落ち、男性が下敷きになった現場周辺を調べる警視庁の捜査員ら=2024年9月12日午後、東京都日野市、岡田昇撮影

 12日午後6時半ごろ、東京都日野市多摩平4丁目の緑地の歩道で、「倒木があって人が下敷きになっている」と110番通報があった。警視庁によると、男性が木の枝の下敷きになり、意識不明の状態で搬送され、その後死亡が確認された。所持品から男性は30代とみられるという。

 日野署によると、現場は団地と中学校の間の歩道上で、緑地は市が管理している。イチョウの木の枝が何らかの原因で複数落下し、男性が巻き込まれた可能性があり、署が詳しい原因を調べている。

 現場はJR豊田駅から北に約1キロ。現場の近くに住む男性は「パトカーの音がするので見てみたら、倒れた木の下に人が挟まれていた。チェーンソーで切るなどして引きずり出したが、搬送されるときには動いていないようだった。20年ここに住んでいるが、木が倒れるなんて初めてだ」と話した。(岡田昇、山田暢史)

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